BOSE(ボーズ)
Bose Corporation は、米国マサチューセッツ州を拠点とする研究開発企業です。その研究開発は、音響の世界にとどまらず、研究・開発向け各種材料試験装置や自動車用アクティブサスペンションシステムなど、さまざまな分野に及んでいます。Bose Corporation の日本法人であるボーズ株式会社は、日本国内におけるボーズ製品のマーケティング、セールスおよびそれに付帯する諸業務を行っています
BOSE(ボーズ)パワーアンプ『PS602P』
次世代のDSP内蔵パワーアンプ「PowerShare」。設備用途向け2chモデルです。
PS602Pは600Wの出力をチャンネル間で自由に割り振りできるポータブル用途向け2チャンネルアンプです。
各チャンネルでは、出力レベル、EQ、出力インピーダンス(ハイ/ロー)の切り替えなどを独立して調整可能。
スピーカープロセッシング機能を搭載し、多くのアプリケーションで外部のシグナルプロセッサーを必要としません。
その一方で、評価が高いPowerMatch®シリーズから受け継いだボーズ独自のテクノロジーが、卓越した音響性能と
信頼性を提供します。比類のない機能とテクノロジーを併せ持つPowerShareは、数あるパワーアンプの中で、
最も多用途で高性能な機種の1つに位置付けられます。
PowerShareテクノロジー特許取得済みのPowerShareテクノロジーにより、合計600Wのパワーをすべての出力に振り分け可能で、
各出力でフルパワーを提供できます。これにより、最も大きなパワーが必要とされるゾーンやスピーカーを基準として
アンプの出力を決めるのではなく、総出力から必要なパワーを必要な場所に自由に使うことができます。
また、余ったパワーも有効に活用できるので、導入時の音響設計だけでなく、
設置後の予定外の変更にも柔軟に対応できます。
ポータブル/SR用途に適したインターフェース設計
PS602Pでは、フロントパネルにボリュームノブを配置し、入力端子にはXLR/TRSのコンボジャック、
出力端子にはNL4とバインディングポストを採用。ポータブル/SR用途に適した設計です。
自由自在のインピーダンス設定
ブリッジ接続、ジャンパー、ソフトウェア設定のいずれも必要とせずに、各チャンネルをローインピーダンス
(4~8Ω)またはハイインピーダンス(70/100V)で使用可能です。
DFLシステム
定評の高いBose PowerMatch®アンプシリーズのデュアルフィードバックループシステム(Dual Feedback Loop system)を
継承し、各出力に送られる電流と電圧、両方の継続的な監視と制御を通して、高いパフォーマンスを確保します。
この組み合わせは、リニアリティーの向上、歪みの軽減、そしてスピーカーの保護を同時に実現します。
専用ソフトウェアPowerShare Editorによるスピーカープロセッシング
PowerShare Editorソフトウェアを使用し、スピーカーEQ、9バンドPEQ、ミキサー、クロスオーバー、ディレイ、
出力極性、ミュート極性の設定をUSB経由でコントロールできます(但し、リアルタイム動作には非対応)。
また、PCを使用しない場合でも、リアパネルでの設定により基本的なセットアップが可能で、出力チャンネルごとに、
BoseスピーカーEQの呼び出しができます。こうした機能により、多くのアプリケーションで、外部のシグナルプロセッサーが
不要になります。
自動スタンバイ機能
使用していないときには消費電力を節約するように設計されています。PowerShareアンプは、音声信号が設定された
しきい値を下回ったときに自動的にスタンバイモードになるように設定できます。
スタンバイモードは音声信号が戻ったときに自動的に再始動します。
【仕様】